なぜカントン包茎でEDになってしまうのか
カントン包茎の男性は勃起すると包皮を剥くのが困難になります。
包皮が引っ張られるときに亀頭を圧迫し、さらに裏筋の部分にも負担がかかるのです。
無理をして剥こうとすると、ピリッとした痛みが走ることがあります。
亀頭を洗浄するときは、お風呂で陰茎にたっぷりの石鹸をつけてから剥いていくことになります。
それでも洗浄時に勃起すると亀頭に痛みを感じたり、剥いた包皮を元に戻せなくなったりするのです。
それゆえカントン包茎の男性は、包皮を被った状態で多くの人生を過ごすことになります。
亀頭が圧迫されている時間が長いので、陰茎のサイズにも影響してきます。
包茎ではない男性と比べて陰茎が小さくなりやすく、それがコンプレックスを生み出すのです。
カントン包茎の症状が重たければ、石鹸をつけても剥くことが難しくなり、雑菌の影響から亀頭包皮炎になるケースもあります。
こうしたコンプレックスの影響により、EDになってしまう男性は少なくありません。
陰茎を挿入できないと性行為の失敗を招く
カントン包茎の症状にもよりますが、性行為のときにうまく挿入できない状態になる男性がいます。
挿入時に包皮や裏筋に痛みを感じてしまい、最後まで挿入できないのです。
また挿入はできてもピストンをするときに痛みを感じるなど、性行為に何らかの支障が出てしまうのです。
性行為とは快感と安心を得るための行為であり、痛みを感じるようでは気が散ってしまいます。
性行為に集中できない状態になると、EDを招く可能性もあるでしょう。
男性は性行為で失敗すると、落ち込んでしまう性質があります。
女性よりも男性のほうが強いと認識されていますが、これはパワーであってメンタルではありません。
メンタルに関してはむしろ女性よりも繊細で、傷つきやすい傾向があるのです。
そのためひとたびEDを味わうと、次回以降もプレッシャーで立たなくなる可能性があります。
いずれにしてもカントン包茎はEDのリスクを高めるので、早めに包茎治療のできるクリニックで治療をしておきましょう。
まとめ
カントン包茎は包皮を剥けないので不衛生というイメージを抱いている男性が多いでしょう。
これはすべての包茎の共通点ですが、包茎の度合いによっては性行為に悪影響を与えるという問題もあります。
重度のカントン包茎の男性は、健全な性行為ができないことでEDになるケースがあるのです。
挿入時に痛みを感じて、挿入できないという声は少なくないです。
またピストンをするのが難しいなど、性行為に苦痛を覚える男性が大勢います。
